【ドイツ製トリコットウール生地仕立て】武装SS 高級将校クラス カスタムメイドM43規格帽 2つボタンタイプ ヘルグラウ生地サイズ58㎝

¥13,800

こちらは、ドイツ製のトリコットウールで仕立てた武装SS仕様将校用のM43規格帽と呼ばれる2つボタンタイプの規格帽になります。

ヨーロッパ戦線も終わりを迎え始めたころの1943年頃に出始めた規格帽も将校用の高級仕立て品のものが出始めたものを再現したものになります。

兵下士官用が一般的にウールの平織り生地を用いている一方将校用では生地や色のバリエーションがあります。

その中でも高級な生地であるトリコットウールで製作されたタイプを製作してみました。

生地は自身が制服製作に使用しているドイツ製の高級トリコットをチョイス。

色合いは、紫がかった明るめのでグレーで。織が綾織の太畝で織り込まれており

張りのある伸縮性の少ない密度のある生地です。

イメージ的にはだいたい指揮官クラス以上が着用したものをイメージしております。

裏地にはドイツ製の薄手の光沢あるレーヨン生地を用いております。

バイザーには、圧縮紙をワックス加工したやわらかめの芯地を用いております。

裏地外周を実物同様、スウェットバンドとしてヤギ革の

キャメルカラーのレザーバンドを縫い付けております。

バイザーは通常型のひさしよりもつばが短い仕様で仕上げております。

またこの規格帽は将校ということで帽子前面トップに麻布、側面側にトップより薄めの麻布の芯地が入っております。

天板には薄いボール紙でワックス加工された芯地を入れ、防水機能がある芯地を入れてあります。

これらの芯地があることでクラッシュした際の崩しがうまく再現できると思います。

画像にはクラッシュパターン、クラッシュしていないパターンもいくつかありますので

お好みで着用できるかと思います。

個人的な意見ですがただこの2つボタンタイプの規格帽はクラッシュしないほうが格好良いのかもしれません。

また将校用の規格帽を表す銀線のパイピングは天板、側面のパーツを縫い合わせる際に縫い込んであります。

ボタンは当時の実物のアルミ製ボタンをチョイス。

2つボタンタイプの規格帽の場合、徽章の取り付け方が異なりアドラーは側面、ドクロ章は前面上側で織り込みフラップに隠れないように取り付けられています。

コチラの徽章は海外のレプリカでも評価の高いサムズミリタリ屋さんのものを手縫いで縫いつけました。

このトリコットウールは中華製とか異なりぺらぺら、接着心で固定するやり方は一切しておりません。

将校服でも生地や色が異なるバリエーションとして明るみのあるグレーの規格帽というのも面白いかと思います。

当時の規格帽の実物パーツを基に構造を研究して製作しております。

サイズは58㎝。ワンオフ製品です。通常制服や野戦服しか製作しない当工房では帽子類製作は稀です。

市場に出回る規格帽とは異なるタイプを着用するには面白いアイテムではないでしょうか?

 

 

在庫切れ

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