コチラはアメリカより入手した戦後ドイツ警察の改造夏季野戦服になります。

戦後のドイツ警察の生地は戦中の独特な霜降りのツイル生地の

名残を残す生地で時折、戦中の生地を用いて製造された個体があります。

代替戦後品の夏季制服はLago社が製造しており、これもLago社固体のものだと思いますが

裏地が取り払われているので確認できておりません。

また夏季戦闘服は詰襟で作られているのに対し戦後型は開襟仕様になっています。

今回入手した夏季戦闘服は、戦後の警察服をベースに”先祖返り”を目指した改造野戦服です。

入手した状態では、通常腰ポケットにあるプリーツはポケットを一度取り外し、

広げた状態で再度サイズ調整を行って取り付けられた跡があります。

また開襟仕様であった服を詰襟に改造し、追加でボタンを2つ、ボタンホールととともに取り付けています。

ただ改造の仕方がうまくなかったためか、第1ボタンの位置が通常よりも4㎝ほどしたについており、

詰襟でホックを締めた後それがわかるようになってしまっています。

これはどうしようもない措置なのでこれはそのまま放置し、詰襟に改造した襟のつくりとホックの取り付けが甘かったので

これを修正し襟をきれいに縫い付けなおしています。

またこの改造個体は、記章がついておらず、機械刺繍の警察アドラーを左袖、下士官を表すシルバーモール付きの警察襟章を取り付けました。

警察の襟章は、戦後のシュレスヴィッヒ＝ホルシュタイン州警察のほぼ戦後同型のものを利用しています。

アルミワイヤーがついているので階級としてはWachtmeister以上の階級が取り付けられると思います。

また肩章取付用のループと、戦前仕様の実物警察の艶消しニッケルメッキボタン肩章用15㎜ボタンを取り付けております。

残念ならが警察用肩章が手元になかったのでそのまま取り付けない状態で仕上げています。

内装は、左胸あたりの内装ポケット、背中のスエット裏地のみで元の警察服の原形をとどめていませんが、戦中当時によくある内装仕上げになっているかと思います。

 

サイズは胸囲105㎝、ウエスト108㎝ 袖丈64㎝、着丈72㎝となりますが、胸囲は申し越し大きく110㎝まで対応可能かと思います。

非常にサイズが大きな警察服ですが、リエナクト用として気軽に使える警察野戦服だと思います。

記章を取り付けるだけでアップグレードした感じがしますがいかがでしょうか？

今回はこの夏季戦闘服を特価でご案内します。