こちらは非常に非常に珍しいアイテムで50年代にチェコスロバキア軍が戦時中に製造工場で残っていた
ドイツ軍用のパーツを用いて組み立てた完全ドイツ軍用Y型野戦用重装用サスペンダーになります。
皮革も金属金具もすべてドイツ軍向けに作られており、組み立ては戦後、使用されたのもチェコスロバキアという何とも不思議な組み合わせのサスペンダーで、時折実物として市場で販売されることが多いアイテムです。
戦後短期間で製造されたチェコ軍向けのサスペンダーむしろドイツ軍実物サスペンダーよりも残存数が少ないと言えます。
皮革は裏側が表、表側に裏革を用いており、前面、裏面の方の裏側にはチェッカリングされています。
また、金具はグレーのエナメルで塗装された大戦末期型のスチール製のフック、調整ベルト用金具が使用されており、すべて道津軍向け金具で新規製造品ではありません。
ヴァッフェンアムトのアドラーも刻印されていますが、戦後刻印にあるような一回り小さいものではないようです。製造年を表す1944を背面のOリングの革タブに押されています。
また画像にもあるようにKrausmannというメーカースタンプもしっかりと残っています。
今回譲ってくれたコレクターから、戦後品であること、パーツは戦中品であることでチェコスロバキア軍向けのサスペンダーでフェイクで市場に出るアイテムであることをしっかりと伝えてもらったものです。
何分80年以上を超えるもので古いものですが、ほぼ未使用品で皮革はひび割れ、裂け、劣化など見られず、実際に使用しても
耐用性には問題ないとおもいます。
実物に化ける前のフェイクとしてご提供します。
リアル思考の強いコレクター、リエナクター向きの逸品です。
※フェイクを実物として販売はいたしません。ですのでご購入後実物として販売はおやめください。


















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