こちらは珍品中の珍品のWW2ドイツ製携行型計算機になります。

以前もこのタイプを妻の亡き祖父の遺品として手にしたことがあります。

実際に戦前戦後のしばらくの間アナログ式の計算機としてドイツ国内他ヨーロッパで使用された

ドイツ瀬の計算機です。

以前入手した亡き祖父の所有していた計算機はこれよりも大型で持ち運びには少し大きなものでした。

こちらはコレクターの間でも入手が比較的難しい携行型で、野戦服の胸ポケットにすんなり入る大きさです。

大きさも縦１２㎝、横６．２㎝、厚さも1㎝以下とかなりコンパクトなサイズです。

厖大な量の計算が求められる部隊にとってはこういうアイテムというのは大きな助けとなったことと思います。

このProdux社製がメジャーなメーカーですが、この計算機は80年前以上に製造されたわりに非常に状態が良く真鍮でできたプレートにさびや傷など見られず、革製カバーにも虫食いや汚れ、カビなどは見られません。

奇跡の状態で残っているこの計算機、もちろん現在でも使用することができます。

計算機についているペン先で数字を入力し足し算、引き算のみですが、これだけでも十分活躍します。

これほど状態の良い計算機は今後見つけることは難しいと思います。

リエナクトの演出道具としてはピッタリなアイテムです。奇跡的に2つゲットした一つです。