今回ご紹介するのは、市場でも品薄となりつつある
ドイツ少年団(DJ:Deutsche Jungvolk)向けの雑誌
DerPimpfです。(Pimpf;ドイツ語で坊や、小僧という意味で、ここでいうと少年)
『Der Pimpf』は、ナチス・ドイツ時代(1930年代〜1945年)に発行されていた青少年向けのプロパガンダ雑誌で
主に10〜14歳の少年を対象としており、ヒトラーユーゲント(Hitler-Jugend, HJ)の下部組織である ドイツ少年団(Deutsches Jungvolk, DJ)の機関誌としての性質を持っていました。
若年層に国家社会主義思想を浸透させ、軍事的・民族主義的価値観の教育、HJへの参加を促進する雑誌で
内容も冒険物語、軍事ヒーローもの、探検・自然・科学記事、イラストや漫画、規律・忠誠心を称揚する記事がかかれており
当時の少年に「楽しい読み物」を与えつつ、将来のドイツを担う若者の教育雑誌です。
1944年6月発行という、ノルマンディー上陸作戦にあたる月に発行された雑誌です。
81年前に発行されたものとしては状態も非常によく、破れや破損、折れは全く見られない非常にきれいな状態です。
写真も多く貴重な資料としても見てて飽きない内容です。また当時のスポンサーのBMWの広告を見ても興味深い雑誌です。
コチラも奇跡的な状態で入手した一つとなります。










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