現在非常に入手困難で、価格が高騰しているドイツ軍の野戦服用ボタン。

しかもデッドストック状態は入手を困難を極めます。

日本はもとよりヨーロッパ本土アメリカ中を探してもまとまった数のボタンは手に入りにくい状態です。

それに合わせて価格も高騰しており、ヨーロッパ本国で実物ボタンは状態が良いものでいこ700円以上はします。

今回入手した個体は、実物でも数があまりにも少ない”鉄製”です。

鉄製のボタンは損耗が激しく残存する個体も状態が良くなく、デッドストックの鉄製ボタンはこれまで数度しか目にしたことがありません。

奇跡的にも状態が非常によく、未使用品、しかも工場出荷状態のデッドストックを少数ですが入手することができました。

こちらは1943年以降ドイツの塗料工場の黄色の工場が爆撃され塗料が壊滅状態となった年の1943年に製造されたボタンです。

鉄で梨地のパターンデプレスされたボタンを亜鉛メッキし、ソレをカードに24個ならべ、フィールドグレーに塗装されたものです。

ボタンは1カードで24個並べて当時はそれを一つ一つはがし野戦服に取り付けていました。

コチラは奇跡的に箱でまとめて24個のボタンがついた5つのカードで入手し、メーカーもはっきりとRudolf L社名、製造労働公社で記載があり、ＲＡＬは不明ですが指定カラーがスタンプされています。

もちろんすべてのボタンは一切欠品もなく、すべてマッチングのボタンです。

鉄製は残存数が極めて少なく、しかも箱でマッチングが確認できるものはほとんどありません。

うっすらと表面にさびが浮いていますが80年前のコンディションとしては最高クラスの状態で、

当時のフィールドグレーの色合いを確認できる貴重な資料です。

24個セットでばら売りはできませんが、カード一式24個セットでご案内します。

すでに5セットのうち2セットが売れて残り3セットとなりました。

陸軍、SSともども2着分の野戦服分のボタン数となります。

コレクションの補修よりもこのカードをコレクション一式としてお持ちになれば、非常に興味深い

ボタンコレクションとなるでしょう。