こちらはコロナ前にバルト三国はラトビアより入手した非常によくできた
Y型重装備用レザーサスペンダーになります。
ドイツ軍では1939年ごろに装備として導入されはじめましたが、本格的に行き渡るのは1941年の独ソ戦開戦時期だと言われています。
これまで野戦服の内装サスペンダーによる重量分散策が不十分として導入されたサスペンダーですが
背面のDリングに装着して飯盒やポンチョなどを収納するAフレームや弾薬ポーチなどのリングに全部のフックをひっかけベルトに背面をひっかけて用いるシステムであることは僕が言うまでもありません。
さてこのラトビア製のY型レザーサスペンだーが非常によくできているのは
レザストラップにチェッカリング処理がされています。又金具類は実物を再塗装して仕上げているということ、
そしてレザーの染色はすべてタンニン染で行われており、生成りの比較から染めているため厳密には黒ではなくこげ茶の黒という感じです。そのため使用すればするほど退色すればするほどリアルになっていきます。
Dリングは手製で仕上げたようで若干細いですが、ストラップの革の厚さもかなりあり、1.6㎜ほどあります。
クローム仕上のレプリカとは異なり重厚感のある作りです。
現在ではラトビア製のこのレプリカは製造を一時中止しており、今後このようなアイテムの入手が難しい状況です。
ぜひこの機会に装備のアップグレードをお考えであればよい投資となると思います。
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