こちらは実物だとかなり珍しい替え襟を再現したアイテムとなります。

イエーガーグリュンと呼ばれるバイエルンの伝統衣装Trachtenのなかでも

イエーガーロックと呼ばれる狩人が着用するグリーン地のウールジャケットにも用いられる

生地で製作された襟です。

バイエルン地方の”州の色”と言えば水色の旗を思い浮かべますが、実はグリーンという色です。

地方出身を表すアイデンティティとしてあえて一般的なダークグリーン色の襟ではなく

イエーガーグリュンを選ぶのがバイエルン出身者ということなのでしょうか。

とりわけバイエルン地方の山岳猟兵では多く見かける替え襟となります。

通常よりも明るめの黄色地が強い生地ですが、非常に個性的な色合いであることには違いありません。

そのイエーガーグリュン生地を用いて再現した襟となります。

ホックも大型の襟用ホックをダブルで構成し、立ち襟も4.5㎝の高さ、返し襟は鋭角部で7.5㎝の大型襟となり

ます。

当時の製作指南書でも通常将校服ほか、ヴァッフェンロックにも使用される大きめの襟となっております。

襟の芯も型崩れを防ぐべく、衿芯、キャンバスを用いて精査しくしており、襟の角にはさらに厚さを増しております。

通常のレプリカでは再現されていいない硬さとしなやかなを備えた製法通りに再現してみました。襟は表地と裏地なる部分を仮縫い糸で固定しておりますが、襟を変える際は表地と裏目の生地を挟み込むように

手縫いで取り付けます。

襟を縫い付けた後は、ホックを固定するために糸で補強して縫い付けてください。

襟章は襟が固めなので指ぬきを用いて縫わないとうまく縫えませんのでご注意を。

サイズは首回り43㎝の制服に最適です。