こちらは、かの有名なミハエル・ヤンケ社でも取り扱うドイツ製生地で製作した

ドイツ陸軍初期型兵用肩章です。

当工房のダークグリーン生地は主に将校用襟、初期の兵用襟の政策でも使用する生地で

薄手ながらも、目の詰まった細かな織のウール生地を今回の肩章に利用しています。

通常のレプリカでは省略される初期型襟章独特の芯地を実物同様に麻の芯地を入れて型崩れを防いでいます。

裏地のウール生地は、時折、ドイツ国防軍の被覆製造契約企業で生産されていた警察用の生地の残余品を用いて製作された実物品を再現してあえて青海の強い戦後警察生地を用いています。

ダークグリーンの表地と青みの強いウール裏地のコントラストは美しく思うのは僕だけでしょうか？

また騎兵科を表すパイピングは、実物のビスコース生地で製作したパイピングを使用しています。

色はオレンジがかったゴールデンイエローです。細身のパイピングがスマートの肩章を演出しています。

通常の肩章では雑になって作られるボタンホールは、しっかりとボタンホール専用ミシンで仕上げていますので

しっかりとハトメに仕上がっているかと思います。

肩章は一つ一つワンオフで仕上げていますので類似肩章製作はお受けしておりません。

ぜひ野戦服のグレードアップにお使いいただければと思います。