今回ご紹介する規格帽は武装SS仕様の実物の規格帽を懇意にしておりますコレクターさんから
借り受けて型を起こし、実物のイタリア生地を用いて製作した規格帽となります。
陸軍型の規格帽とは細かなディティールが異なる武装SS仕様の規格帽は、既存のマーケットには存在しない
作りで製作されています。
今回忠実に再現した規格帽をご紹介できればと思います。
■規格帽の折り返し
規格帽の耳当てになる折り返しは、陸軍型に比べると折り返しのカーブが若干バイザー部分よりも前側に
ついております。又折り返し部分は、本体側とは完全に分割されており、縫製方法が異なります。
■バイザー部分が陸軍型より横に広がる
バイザーは一見して陸軍型とはつばの形状が異なります。陸軍型に比べ若干幅広に作られています。
■クラウントップが幅広に広がる
陸軍型よりもクラウン(頭頂部)が横に広がりトップは1センチほど低いのが武装SSの仕様のようになっているようです。これをしっかり再現してみました。
■徽章以外は実物パーツ。雉は実物のイタリア軍生地にて製作
糸は実物のドイツ軍工場縫製用のミシン糸、ボタンは武装SSでは時折よくある、制帽用チンストラップ用の亜鉛製実物12㎜の割ピン型ボタンを使用。生地はGrigioverdeとよばれる暗めのグリーンの強い実物のイタリア軍のコートの生地を用いております。
裏地にはこれまた非常に貴重なイタリア軍のレーヨン製ヘリンボーン生地を用いております。
二分割式のドクロ章、アドラーは世界的にも質の高いサムズミリタリ屋製のBevo章を手縫いで仕上げてみました。
バイザー部は、実物同様にボール紙とバルカンファイバー紙を圧着して実物より型どりしたバイザーのデザインに合わせてカットし生地の中に縫い込んでおります。
今回は帽子天頂部はあえて二分割にて製造し、末期の生地節約製造を意識して製作しました。
■サイズ
サイズは58・5㎝にて製作。かなりぴったりのサイズなので58㎝でジャストフィットになっています。
実物生地の規格帽も世界的にはありますが、出来があまりより即ないかと思います。しかもほぼ陸軍カットだったり、バイザーがでかすぎたり、倉運が高すぎるものばかりだとおもいます。
今回は奇跡的に実物の規格帽から型どりして何度か修正を加え実物の通りに製作し再現できたものをお届けしたいと思います。
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