ドイツに成立したヴァイマール共和国軍にて使用された
ライヒスヘーア型の襟章Kragenspiegelになります。
明るめのヘルグラウ(ライトグレー)の機械織のドッペルリッツエン
にダークグリーンの台座で構成されています。
ウール地のダークグリーン生地はナチ政権期で採用されたM36野戦服の襟
の色合いと同じでおそらく、ライヒスヘーアからヴェアマハトヘーア移行期に製造されたロットだと思われます。
台座付き襟章の特徴であるミシン縫いと手縫いを合わせた一番きれいに襟章の形を作っております。
また芯地は麻のニカワ漬けの芯地で型崩れを防いでいる、僕らおなじみの戦中襟章と同様の作りになっています。
この襟章は戦前、戦中の襟章に比べても一回り大きく、大きさの皮革用に参考用に写真を載せております。
ヴァイマールから新生第3帝国国防軍に移行する期間でもかなりの範囲で使用されたものが当時の写真からも確認できます。
襟章の状態は全体的に汚れがあり、虫食いや日焼けなど経年による劣化は見られません。
また服に縫い付けられた跡もないためほぼ未使用に近い極上品です。
1点もので状態の良いライヒスヘーア型襟章はこれまで2回ほどしか入手しておりません。
ぜひこの機会に手に入れてみてください。
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