現在市場に流通している”武装SS”野戦服。

そのほとんどが陸軍カットのモデルもしくはサイズがでかすぎるか小さすぎるかのどちらかです。

そういったディティールに不満を感じていたころ、製作した替え襟になります。

また現在のレプリカでディティールアップをする場合、襟の形はどうしても修正がきかないうえに

結構首回りは目立ちます。

そんなときにこの替え襟に付け替えることでかなり印象は変わります。

武装SSの野戦服の場合、陸軍型が鋭角な角度に対し、武装SSはほぼ90度の角度で襟先の形が変わります。

また幅も若干全体的に小さくなっています。

今回製造した襟は、実物同様に芯地に麻を用い、裏地は麻入り綿のHBT生地を用いて製作。

表地のウール生地はドイツより直送した生地。中華製とは異なり毛羽立ちやほつれが起きない目の詰まったウールです。

色合いはオリーブ色が強く、暗めのフィールドグレーです。

今回はホックを縫い付けた状態ですぐに襟を交換できるようになっています。

サイズは首回り39センチと小さめです。

襟を変えることは実際に行われたようで、襟もとが擦り切れることが多いので野戦服の補修ではよく起こっているので野戦服と襟の色違いは何ら問題なく着用できます。

今回は視認性を低くするために導入されたグレーのレーヨン製でできた70年代西ドイツ製のトレッセを襟周りにつけ下士官仕様として製作しています。

今回ホックは、野戦服襟を先に縫い付けて最後にホックを付けられるようにとホックは別にご用意してお渡しします。（ホックはPrym社の実物が付いてきます。）