いつ購入したのか不明ですが、50年代のドイツ国境警備隊BGSのオーバーことです。
大戦中のドイツ軍のコートのデザインを色濃く残る非常に美しい仕上がりのオーバーコートです。
90年代のドイツ軍コスチューム、とりわけ将校のコスチュームをするコレクターに非常に人気で
現在ではめっぽう見なくなったコートです。
ウールは平織りの厚手のウールで、グリーンの強い生地ですが、グリーンカラーの襟とのコントラスト、流線形のシルエットは、昨今のレプリカでは再現できない作りです。
今ドイツ市場でも枯渇しているBGSオーバーコートは活で日本国内でも流通していたのにどこに行ったのか
絶滅状態です。
しかも日本人サイズで切れるコートはかなり少なくなりました。
こちらのオーバーコートは、襟の表側に3㎜ほどの虫食い、裏側の襟に5㎜(着用すると見えません)が2個
右肩から右袖にかけ保管に伴う日焼け体色が見られます。
肩章を取り付ける箇所ですが、本来は縫い込み式の肩章が取り付けられるのですが、前のオーナーに縫い閉じられています。
裏地ですがコットン製の裏地には全着用者の汚れがあります。
肩から袖裏地周りには着用者の汗シミ、汗ヤケがありますが、気になる(笑)匂いはありません。
サイズは胸囲88㎝、袖丈59㎝、着丈117㎝となっております。
サイズスタンプがついていることを考えると食BGSのものだと思いますが、
前オーナーにより、R.Kと記入と第三帝国アドラースタンプ(多分アルバンで販売?)がついております。
このようなコートは動きやすさを考慮してか着丈を詰められることが多いのですが、このコートは着丈詰めがなされなかった稀有なコートだと思います。
写真のスタンプでは胸囲が88㎝と記載がありますが、92センチまでなら問題なく着用できます。
僕の場合胸囲が100㎝でTシャツの状態でパツパツでボタンを閉じることはできました。
このコートにディティールをあえてつけるとすれば、襟ホックくらいで十分代用に使える非常にきれいなコートだと思います。
現在多くのレク理科コートはありますが、これに代わるクラスのコートはないかと思います。
現在このコートを着用すれば、目立つこと間違いありません。
かつて僕も20代は冬のタウンユースで着用していました。
この冬をこのコートでドイツ軍コーディネートできめませんか?
【ぜひあなたの手でこのコートをお救い下さい。特別価格を過ぎると材料として分解されることになります。】
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