Waffen-SS Offizier Kragen 武装SS将校用襟
こんにちは。
今日は先週ご依頼いただきました、武装SS将校用襟の製作状況をザラッとご紹介します。
武装SS将校用の襟章を僕が過去にヤフオクで出品していた時ご落札いただいたご縁で今回
武装SS将校用襟を製作することとなりました。
で今回ご依頼いただいた襟が2組。
OberstrumFühreru(武装SS大尉)
OberstrumFührer(武装SS中尉)の2ペアの襟章をベースに製作を依頼。
この襟章通常のSS襟章規定よりも一回り大きく、しかも純銀の糸で刺繍された襟章で、台布もベルベットというなんとも豪華な襟章です。
ご依頼主は首廻りは細い方で、小さめの襟をご希望でしたので、新たに型紙を作り、芯材を裁断しております。
で今回型紙制作にあたり、襟章をぎりぎり囲うような返し襟にデザインしなおし、極力襟章ぎりぎりのデザインで仕上げています。
芯材は、当時の指南書では、
【返し襟は、立ち襟よりも柔らかく、立ち襟は、硬めの素材を芯材で使うこと】とあり、それにならい、立ち襟、返し襟をまずは馬毛を使用した毛芯とベルギー製リネン生地を使用しています。
また鋭角な襟の形を保つために返し襟にさらに毛芯を配置、かんたんには崩れないつくりにしています。
今日は立ち襟の芯材を更に強化するべく製作に入ります。