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Litewkaのサイズ合わせ用仮縫いが完成

Litewkaという騎兵服です。

こんにちは。

緊急事態宣言やっとでいったん終了ですね。

少しずつイベントが全国各地でちょろちょろと始まっていますね。

マスクしてドイツ軍のコスプレってやっぱりなんかしっくりこないですし、

格好悪いですよね。スカーフまけば何とかごまかせますが、それはそれでいまだ

暑さを感じると思います。

そうそう今日から2日前にご依頼主様のサイズ合わせ用の仮縫いが完成しました。

実は、袖の型紙が、サイズの違うタイプのものを切り出すというアクシデントに見舞われ完成が2日ほど遅れてしまいました。

特にドイツしかも背面のパーツが6つに分かれている騎兵型の服はかなりアームホールがタイトなので

袖のサイズが1センチでも間違うと変な形になったりするので要注意なので、再度袖を寸法サイズの

モノを用意し、急きょやり直した次第です。

今回はシーチングという薄手の綿生地でサイズ合わせを目的としたつくりとなっているので

何かとしわが目立ちますが、およそのデザインはこれで落ち着くと思います。

ダーツの入れ具合や袖丈など若干変更もあると思いますが、たぶん採寸通りの服に仕上がっていると思います。(笑)

背面はかなりタイトなので生地に皺が寄っています。

Litewka服に限らず、背面のパーツ構成が6つもあるこの服は、一番保守的なつくりといっても良い作りで

19世紀にこの背面はすでに完成しています。

第二次世界大戦前中に存在するこのRockはすべてこの形に集約されます。

生地は薄手なのですが、この背面の曲線のパ―ツをウールやトリコット生地で仕上げるとその美しさがかなり強調されるので、本縫いをする時が楽しみです。

一番背中のウエストラインがかなり絞られており、パ―ツも背面中心の細さには驚く細さです。

通常のレプリカ服のRockはここが幅広でせっかくの美しさを失っているものが多いですが、

やはり構造上ウエストラインを強調する場合、背面中心のパーツを絞る必要があります。

またここのパーツって、ほぼ仕立てで変化が出るところなので結構慎重に製作しています。

背面から全部の袖の付け根は

「これでもか」というくらいアームホールがきついです。

Rock型じゃない、Bluseタイプの将校服などの仕立服よりもアームホールがきついです。アームホールを入れる位置を型紙で製作している段階で、かなりきつい角度のアームホールだよなと思いつつ作っていたら

案の定、かなりきつかったです。

なので若干アームホールを広げることもやっております。

いずれにせよご依頼主様の

武装SS将官のLitewkaという設定をイメージ通りに仕上げていこうと思います。

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